【再読】転職のまえに

2022年の5冊目(2/20) 中沢孝夫『転職のまえに』ちくま新書(2018年)★★★  50代半ばになり改めて読み返した。初読時の印象と同様、示唆に富む本だと感じた。実証性や根拠のない、シンクタンクや評論家の主張を一刀両断する部分は大変爽快。仕事の中身やはたらく現場の実態を踏まえていない議論に踊らされている自分に気づく。 …
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LIFE SHIFT 2

2022年の4冊目(2/20) アンドリュー・スコット+リンダ・グラットン『LIFE SHIFT 2』東洋経済(2021年)★☆☆  本の装丁はいい感じ。主張も同意できる部分が多い。全体の内容に関しては前著と重なる部分が多いためか、評価が難しい。架空の登場人物が類型的なのは仕方がないにしても、引用される研究結果が本書の主張に…
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日本人事

2022年の3冊目(2/13) 労務行政研究所編『日本人事』労務行政(2011年)★★★  日本を代表する大企業の人事部門で活躍した15名のキャリアや「人事」への思いを、インタビューによりまとめたもの。本の発行は2011年、登場する人物は団塊の世代を中心にその前後の世代。日本企業が絶好調の時代からバブル崩壊、失われた20年に…
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韓国愛憎

2022年の2冊目(2/6) 木村幹『韓国愛憎』中公新書(2021年)★★★  隣国である韓国の実像、韓国社会と日韓関係の変化が大変わかりやすく書かれている。著者は私と同世代である。本書で描かれる30年間の社会の変化はリアリティがあり、また本書を読むことでわかったことも多くあり、「新書」としての価値が非常に高いと感じた。特に…
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なぜ中学受験するのか?

2022年の1冊目(1/11) おおたとしまさ『なぜ中学受験するのか?』光文社新書(2021年)★★☆  「はじめに」で、本書の目的が次のように語られている。昨今の教育事情を俯瞰し、教育に関する営みに関する理解を深め、読書自身の教育感、幸福感、人生観などの価値観を明らかにすることであり、中学受験の有益性を強調することではない…
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知性は死なない

2021年の29冊目(12/7) 輿那覇潤『知性は死なない』文春文庫(2021年)★★☆ 知性は死なない 平成の鬱をこえて 増補版 (文春文庫) - 與那覇 潤
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超・個人事業主

2021年の28冊目(12/7) 藤井孝一『超・個人事業主』クロスメディア(2021年)★☆☆ 超・個人事業主――なぜあの人は会社を辞めても食べていけるのか - 藤井孝一
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50歳の衝撃

2021年の25冊目(11/2) 山本直人『50歳の衝撃』日経BP社(2018年)★☆☆ 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき - 山本直人
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契約の基本教科書

2021年の22冊目(10/5) 弁護士法人長瀬総合法律事務所編『契約の基本教科書』日本能率協会マネジメントセンター(2021年)★★☆  民法改正の概要と契約書のイロハがわかりやすく書かれている。仕事の必要から通読したが、法律をきちんと学んだことがない私にも理解できる有益な本だと思う。 民法を武器として使いたいビジネスパ…
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【再読】働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教科書

2021年の20冊目(10/5)。 木村勝『働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教科書』朝日新聞出版(2017年)★★☆  55歳が大きな節目。漫然と定年を迎えるのでなく、この時から今後の方向性を定め、具体的にアクションを起こすことが大事。長く手応えのある仕事を続けるために。 働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教…
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新聞記者、本屋になる

2021年の19冊目(9/18)。 落合博『新聞記者、本屋になる』光文社新書(2021年)★★☆  58歳で新聞記者を辞め、浅草に本屋を開業した。口絵の写真を見ると、とても居心地の良さそうな本屋に見える。新刊本の委託販売ではなく、買い取りで仕入れて売る。本屋の仕組みがよくわかった。著者の強みは新聞記者としての様々な経験、興味…
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55歳の教科書

2021年の18冊目(9/18)。 藤原和博『55歳の教科書』ちくま文庫(2021年)★☆☆  久しぶりに著者の本を読んだが、以前読んだ本と似通っており、新味にかける感じがした。とはいえ、著者の新作が出ると、手にとってしまう自分がいる。 55歳の教科書 ――坂の上の坂を生き抜くために (ちくま文庫) - 藤原 和博
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【再読】講座 社会人教授入門

2021年の17冊目(9/12)。 松野弘『講座 社会人教授入門』ミネルヴァ書房(2019年)★★★  社会人から大学教授になるための具体的な戦略と戦術が詳細に書かれた本。当たり前のことだが、知名度や社会人経験に頼るのでなく、きちんとした研究業績、その裏付けとなる学位(博士号)の取得が重要という。日本の場合、特に文系教員の採…
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しごと放浪記

2021年の16冊目(9/12)。 森まゆみ『しごと放浪記』インターナショナル新書(2021年)★★☆  本書の副題は「自分の仕事を見つけたい人のために」。著者の学生時代、出版社勤めの時期、大学での学び直し、出産と子育て、雑誌『谷根千』発刊と地域での活動、その後が書かれている。読んでいて本当に心地よくなる。悩みと苦労の連続だ…
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小さな声、光る棚

2021年の15冊目(9/4)。 辻山良雄『小さな声、光る棚』幻冬舎(2021年)★★★  著者の文章には無駄がなく読みやすい。紋切り型の表現や難しい言い回しは一切ない。ひとつひとつの言葉がていねいに綴られていて、味わい深い文章になっている。著者の「本」と「それを取り巻くひと」に対する思いや愛情が溢れていて、どの文章を読んで…
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国家の尊厳

2021年の14冊目(7/10)。 先崎彰容『国家の尊厳』新潮新書(2021年)★★★  コロナウイルスに翻弄され、その対応に苦慮するのは日本に限った話ではない。そこはわかるのだが、この1年半足らずの日本政府の場当たり的な筋のない対応には疑問を抱かざるをえない。ここにもコロナ危機で顕在化した「負」の側面が見られる。  今の…
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大学は何処へ

2021年の13冊目(7/10)。 吉見俊哉『大学は何処へ』岩波新書(2021年)★★★  コロナ危機で苦しむ大学のあり方に鋭く切り込んだ一冊。コロナ禍でオンライン授業を余儀なくされた大学。オンライン授業の質、キャンパスに通えず対面の交流ができないこと、学費の妥当性、大学そのものの存在意義、が問われるようになった。  これ…
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働くみんなの必修講義 転職学

2021年の12冊目(5/29)。 中原淳・小林祐児・パーソル総合研究所『働くみんなの必修講義 転職学』KADOKAWA(2021年)★★★  「転職」の実態がよくわからない。いざ踏み出そうと思っても不安が先立ち、具体的な行動に結びつかない。本書が示唆するところは大変大きく、お勧めできる本だと思う。  著者の中原先生は、転…
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はみだしの人類学

2021年の9冊目(2/23)。 松村圭一郎『はみだしの人類学』NHK出版(2020年)★★★  本書も、NHKの「学びのきほん」シリーズの一冊。昨年の緊急事態宣言の頃に著者の本に出会い、今回が2冊目。平易な記述で一見読みやすく感じる本だが、世の中の見方、わたしとは何か、つながりとは何か、ああそうかと発見すること、腹落ちする…
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東京タクシードライバー

2021年の8冊目(2/23)。 山田清機『東京タクシードライバー』朝日文庫(2016年)★★☆  職場の近くの某新聞社のビルに入居する本屋に立ち寄ることが多い。小規模ながらも品揃えがよく、掘り出し物や新刊を買う。数年前に出た本だが、タイトルに惹かれて購入。「タクシードライバー」といえば中島みゆきの詞が真っ先に思い浮かぶが、…
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逆・タイムマシン経営論

2021年の7冊目(2/10)。 楠木建・杉浦泰『逆・タイムマシン経営論』日経BP社(2020年)★★★  あっという間に読了したが、とても面白い本だった。経営判断を誤らせる「同時代性の罠」として、「飛び道具」「激動期」「遠近歪曲」の事例を豊富に取り上げている。ここ最近でいえば「デジタル化」「サブスク」「キャッシュレス決済」…
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企業経営の教科書

2021年の6冊目(2/9)。 遠藤功『企業経営の教科書』日経文庫(2021年)★★★  会社の仕事の合間も含めて1日足らずで読了。久しぶりに「経営学」の入門書を読んだ。今更という気もするが読んで正解だった。著者の本はどれも読みやすくわかりやすいが、本書は、会社の「経営」の基本を学ぶのにとてもいい本だと思う。おすすめの一冊。…
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伊藤真の会社法入門

2021年の5冊目(2/8)。 伊藤真『伊藤真の会社法入門』日本評論社(2019年)★★☆  仕事の必要にせまられ、民法につづき読み進める。通読して会社法の概要を把握しておくのに好適。この後、一冊基本書を読もう。 伊藤真の会社法入門---講義再現版 伊藤真の法律入門シリーズ - 伊藤 真
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愛の渇き

2021年の4冊目(1/31)。 三島由紀夫『愛の渇き』新潮文庫(1952年)★★☆  現実離れしたストーリーでありながら、グイグイ引き込まれる小説だった。主人公の心理描写が大半を占めるが、後半のクライマックスに近づくまでのスピード感がすごかった。筋をうまく語ることはできないが、著者の小説の面白さを実感できた。 愛の渇き …
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新型コロナの科学

2021年の3冊目(1/31)。 黒木登志夫『新型コロナの科学』中公新書(2020年)★★★  新型コロナウイルスについて、体系的かつ網羅的にまとめられた本はこれまでなかったのではないか。政府や自治体の会見やマスコミの報道を追いかけ続けた1年だったが、「コロナ」のことを実はわかっていなかったということを再認識できた。  未…
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自分ごとの政治学

2021年の2冊目(1/31)。 中島岳志『自分ごとの政治学』NHK出版(2020年)★★★  NHKの「学びのきほん」シリーズは好著が多い。読んでみたい著書や分野の初めの一冊としては好適であり、本書が4冊目に購入した本。本書のはじめに、保守とリベラルが近接した概念であることを挙げ、政治状況を見る枠組みとして、リスクの社会科…
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恋するラジオ

2021年の1冊目(1/31)。 スージー鈴木『恋するラジオ』ブックマン社(2020年)★★★  ここ数年でラジオを聴く機会が大きく増えた。やはりradikoのおかげだと思う。AM/FM問わず、いい音質でラジオが聴けるのは本当にありがたい。最近よく聴くラジオ番組といえばこの3つ。日曜午前の三宅裕司「サンデーヒットパラダイス(…
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法律の学び方

2020年の15冊目(1/2)。 青木人志『法律の学び方』有斐閣(2020年)★★☆  本書の後半に内田義彦の「読書と社会科学」が紹介されており、懐かしく、本書で著者が言いたかったことの一端が理解できた気がした。社会科学者は、自然科学で用いる「物的装置」はもたないけれど、「脳中に概念装置を組み立てて、それを使ってものを見る」…
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社会を知るためには

2020年の14冊目(1/2)。 筒井淳也『社会を知るためには』ちくまプリマー新書(2020年)★★★  一読後すぐに再読した一冊。「社会は人間の意図したとおりに変わるわけではない」、「社会の出来事は、常に他でもあり得たものである」など、本書が示唆するものは深い。うまく感想は書けないが、本書を読んで感じたのはクリアなものでは…
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燃える波

2020年の13冊目(1/2)。 村山由佳『燃える波』中公文庫(2020年)★☆☆  読ませる本であることは確か。仕方がないことかもしれないが、主人公の配偶者とその家族の描き方が現実離れしているようで腑に落ちなかった。 燃える波 (中公文庫) - 村山由佳
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伊藤真の民法入門

2020年の12冊目(1/2)。 伊藤真『伊藤真の民法入門』日本評論社(2017年)★★★  仕事の必要から慌てて通読した一冊。民法は勉強したことがなかったが、全体像が把握できた点で有益だった。著者は本当に「熱い」人だと感じる。 伊藤真の民法入門 第7版 - 伊藤 真
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実践 自分で調べる技術

2020年の11冊目(1/2)。 宮内泰介+上田昌文『実践 自分で調べる技術』岩波新書(2020年)★★★  本書の、第2章「文献や資料を調べる」、第3章「フィールドワークをする」はとても参考になった。手元に置いておきたい一冊。 実践 自分で調べる技術 (岩波新書) - 宮内 泰介, 上田 昌文
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100分de名著 ブルデュー ディスタンクシオン

2020年の10冊目(11/29)。 岸政彦『100分de名著 ブルデュー ディスタンクシオン』NHK出版(2020年)★★★  著者のTwitterで知り、金曜日に購入後、週末に一気に読了。期待通りのわかりやすい内容だった。ブルデューはずっと気になる社会学者だが、いくつかの著書を手にしては途中で挫折した。本書の著者がディ…
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新橋パラダイス

2020年の9冊目(10/25)。 村岡俊也『新橋パラダイス 駅前名物ビル残日録』文藝春秋(2020年)★☆☆  毎日の通勤途中に通る汐留側の新橋駅前ビルとSL広場に面したニュー新橋ビルをとりあげた本だ。汐留にある本屋で見掛けて気になっていたが、図書館で借りることができた。新橋駅前ビルはよく知る場所なので、店の名前からその様…
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恥ずかしい人たち

2020年の8冊目(10/10)。 中川淳一郎『恥ずかしい人たち』新潮新書(2020年)★★☆  正直いえば、本屋でこの本を手に取って買うのに「恥ずかしさ」を感じてしまった。私は著者より少し上の、本書で取り上げられる「オッサン」世代。自分の日頃の行動を振り返りながら読んでしまった。  「じいじ」と「ばあば」、「おうち」発言…
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100分de名著 ミヒャエル・エンデ モモ

2020年の7冊目(10/10)。 河合俊雄『100分de名著 ミヒャエル・エンデ モモ』NHK出版(2020年)★★★  この本を読んだのは病院の待合室。コロナの最中、手術の立ち合いが家族1名に制限される中、待合室に持ち込んだ1冊。ほとんど人気のない場所で、引き込まれて読み進めた。  ミヒャエル・エンデの「モモ」といえば…
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コロナ後の世界を生きる

2020年の6冊目(10/10)。 村上陽一郎編『コロナ後の世界を生きる』岩波新書(2020年)★★★  本書が出版されたのは2020年7月。4月に発出された緊急事態宣言が解除されて2ヶ月弱で、この時期に出版された意味は大きいのかもしれない。発売後すぐ購入し、少しずつ 読み進めた。記憶がリアルなだけに、また、第二波が起こっ…
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自分のなかに歴史をよむ

2020年の5冊目(8/30)。 阿部謹也『自分のなかに歴史をよむ』ちくま文庫(2007年)★★★  本書を読み返すのはおそらく4回目。もともとは、ちくまプリマーブックスで80年代の終わり頃に出ていたと思う。今回は気になる箇所に付箋を貼りながら読み進めた。わかりやすく読みやすい本だが、得られるものは大きい。  本書には印象…
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ぐるっと湾岸再発見

2020年の4冊目(8/30)。 志村秀明『ぐるっと湾岸再発見』花伝社(2020年)★★★  会社の近所の図書館で手に取った本。本書の冒頭で、東京湾岸地域は「埋立地なので、歴史や文化というものは存在しない」という先入観で見られているという。著者は生まれも育ちも月島、勤務先は豊洲にある大学。トレンドを追った表層的な話題ではなく…
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松丸本舗主義

2020年の3冊目(3/8)。 松岡正剛α『松丸本舗主義』青幻社(2012年)★★★  家の本棚の片付けをしているうちに見つけた本。思わず手にとり読み始めたら止まらなくなった。  丸の内のオアゾの丸善本店4階に2009年から2012年まであった「松丸本舗」。その成り立ちから閉店に至るまでの経緯が書かれる。そんなに前だったか…
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首都圏大予測

2020年の2冊目(2/29)。 三浦展『首都圏大予測』光文社新書(2020年)★☆☆  著者の本はつい手にとってしまう。東京の北側、埼玉県に対する肯定的な評価の一方、横浜市に対する評価は厳しめ。あっという間に読了。 首都圏大予測 これから伸びるのはクリエイティブ・サバーブだ! (光文社新書) - 三浦 展
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労働法入門 新版

2020年の1冊目(2/29)。 水町勇一郎『労働法入門 新版』岩波新書(2019年)★★★  何年か前に、仕事の関係で労働法の基本的な知識をレクチャーする必要があり、本書の旧版や有斐閣の『労働法』を読みこんで役に立った。その当時、JILPTの労働法講座で著者の講義を拝聴したがその内容に感銘を受けた。私とほぼ同年代ということ…
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